ゆるり ゆうりん

思うことをひっそりつぶやくだけのブログ。主にTwitterに書き切れない米津玄師さんへの思いを書いたりしてます。

「迷える羊」感想⑤

米津玄師さんの5枚目のアルバムSTRAY SHEEPの感想です。

※推敲する時間がないのでアップしますが、あとでちょこっと手を加える可能アリ。

リア充的な時間のなさではなく、生活感あふた時間のなさ)

 

『迷える羊』

 

スケールの大きさと歌唱法が特徴で、「海の幽霊」に続く、新生米津玄師二作目のような印象を持ちました。

 


歌詞としては、海の幽霊は風景や心情、事象の描写のような感じだったけど、迷える羊は抽象的で現実的な描写はなく物語的。

 


歌詞を読んだとき、なんとなく抽象的な前衛劇のようだなと思いました。

 


これまでの米津さんの作品の特徴として「歌詞が叙情詩のようである」というのがあったけれど、全くその要素がない。

 


米津さんの書く叙情詩のような歌詞は、知性を経由して感情に響く形だったと思うけれど、これはダイレクトに感性に訴えてくるようになっている。

 


頭で考えようとすると、どこか整合性の取りづらい物語のように感じるけど、感覚で掴むとすっと心に溶け入るような。

 


それには、曲と米津さんの歌唱法も作用している。

 


悠久の時を思わせる壮大な楽曲。

ダイナミックでドラマティックで大胆な歌唱。

 


どちらも海の幽霊で新しく獲得したものだと思うけど、楽曲も歌唱も、枠を取り払って、最大限自由に解放しているように感じる。

 


あっと言う間に雄大な時空に心を連れて行ってくれるような、圧倒的な空想性。

 


これ、ある意味、STRAY SHEEPの中で1番好きです!!

ただ、他の作品も良すぎて、何かしらの側面でどれも1番になってしまうんだよねぇ…。

 


ドラマティックで物語的で、現実を離れた次元に連れて行ってくれる感じの1番…的な?(意味不明ですな…)

 


あまり比較とかはしたくないんだけど…ちょっとだけ。

私、長いことMUSEというUKロックバンドが好きなんだけど、ものすごくドラマティックで、クラシックの要素なんかも取り入れた美しい楽曲なのに音を歪ませまくってて、それが世界の幅や深みになってるという…

それに匹敵するサウンドになっているなぁ、と感じたのです。

その感覚的な壮大さとか異次元感?異空間感?がなんか、このアルバム1番だなぁ、的な。(余計意味分かんないか…)

 


米津さんがたくさん新しい世界を創りだして、夢を見ているみたいで、楽曲に浸って心を解放するのが心地良くて…

(まったり揺蕩いながら終わり)

 


あ、最後に。

迷える羊なのにこのスケール感の楽曲という米津さんのバランス感覚。

きっと多分、米津さんを取り巻く環境の変化もこれほどのスケール感だったのかな、とか。

ロッキンオンジャパン9月号のインタビューを読むといろんな考えたり。

(多分終わり)